雨にも負けず 「水戸藩鉄砲隊」火縄銃演武を披露
水戸市常磐町の常磐神社境内で23日、水戸藩鉄砲隊の火縄銃演武が行われました。当日は午前中から冷たい雨が降るあいにくの天候でしたが、演武開始の午後1時ごろには雨もやみ、武者姿の会員たちは隊列を組みながら、号令に合わせて次々と火縄銃の空砲を撃ちました。会場には城里町の創作和太鼓「小松重盛太鼓」の演奏も行われ、火縄銃のごう音と和太鼓の音が境内に響きわたりました。七五三の時期とあり会場には大勢の家族連れが訪れ、空砲が放たれるたびに拍手と歓声が沸き起こっていました。なお、当日の演武の様子は茨城新聞ホームページに動画がアップされています。
「新嘗祭」「水戸藩鉄砲隊」のぼり旗設置
常磐神社の「新嘗祭」(11月23日開催)に合わせて実施される水戸藩鉄砲隊の火縄銃演武。開催まで1週間に迫った16日、常磐神社に新嘗祭と水戸藩鉄砲隊をPRするのぼり旗30本を設置しました。七五三の季節とあり、境内には着物姿の子どもたちの手を引いてお参りする家族連れでにぎわっていました。なお、火縄銃演武のチラシも完成、市内の観光案内所に配りました。23日は常磐神社にぜひ足を運んでください。
水戸藩鉄砲隊 23日の演武本番前に練習
今月23日に常磐神社で実施される水戸藩鉄砲隊古式火縄銃演武。本番を前に13日、サテライト水戸にある練習施設で演武の予行練習を実施しました。会員30名はおそろいの練習道着で隊列を組み、火縄や火薬の状態を確認しながら火縄銃を撃ち、ごう音を響かせました。本番の23日は常磐神社で午後1時から実施します。イベントの詳しい情報は水戸市のホームページを参照下さい。
好天に恵まれた2012ツール・ド・さくらがわ
久しぶりの自転車ネタです。
茨城県に本格的なサイクルシーズン到来を告げる「2012ツール・ド・さくらがわ」が5月20日に開催。3年連続して走ってきました。昨年同様、600人を超えるサイクリストが参加。ロングライドにヒルクライムステージを加えてチャレンジコース(約90㌔)にエントリーしました。
午前8時すぎにスタート&ゴール地点の桜川市真壁総合福祉センターを出発。このイベントはここ数年天候不順続きで、私も過去2回の出場とも雨にたたられていました。しかし当日は北筑波の上空は晴れ。実行委員会によると「やっと晴れてくれました。こんないい天気は5年ぶりです」と、満面の笑みを浮かべていました。好天に影響されてか、参加者のペダルも力が入り、集団走行を形成し互いに引っ張り合いをしながら疾走。私もちゃっかり集団に混じって走り切りました。
今回のチャレンジコースは、新たなヒルクライムイベントとして桜川市と石岡市を結ぶ「湯袋峠」(標高250㍍)が加わりました。スタート直後に湯袋峠に突入。多少のカーブがあるもののほぼ直線道路。片側交通規制となっているためクルマを気にせずに登りに集中できました。序盤とあり参加者は黙々と約4㌔の登りを走行。ダウンヒルに突入すると、私の前を走っていた人がカーブで落車するハプニングが。落車した男性はすぐに立ち上がりましたが、痛々しい傷に改めて「安全走行」を肝に銘じました。
石岡市内に入るとフラワーパークを横目に北上。国道50号、JR水戸線を横断。昨年と同じコースを進むと2カ所目の山岳コース「富谷山・入野林道」(標高365㍍)へ。曲がりくっねった道幅が狭い林道コースを、ダンシングをしながらクリア。最初のエイドステーションに到着すると、ゼッケン番号のチェックを受けました。バナナと水分補給をしてすぐに出発。昨年走った山岳コース「富谷観音」ルートはなし。
岩瀬地区からアップダウンの道のりが続くる益子町、真岡市の栃木ルートを走行。真岡市内では小貝川の堤防沿い約7㌔をひたすら走行し南下。例年、この場所は風が大きな障害となり体力を消耗していましたが、ここでも集団で走れたので体力を温存したたまま最後の第2エイドステーションに到着。すぐに、最後の山岳コース「ゴルフ場クラブハウスのの登り坂」をアタック。昨年は足がつるハプニングがありましたが、疲れもほとんどなく無難に登りを走ると、北関東自動車道を眼下に見下ろしながら桜川市内へ。そしてスタート地点の同福祉センターにゴール。時間は3時間25分44秒でした。サイクルメーターの走行距離は約80㌔。今年のチャレンジコースは、初心者コースの「ハチハチ快適コース」(約88㌔)よりも短いコース設定でした。
チャレンジコースで好評だった、北筑波の峰を走る「パノラマビューコース」は、震災の復旧工事中のため、昨年に続きルート設定はされませんでした。今年は走行距離が短かったものの、天候に恵まれた楽しいサイクルイベントでした。
水戸藩鉄砲隊、今年の初打ちをしました
水戸藩開藩400年をきっかけに2010年に設立された水戸藩鉄砲隊。2年目を迎えた4月30日、今年最初の火縄銃訓練を実施しました。場所はサテライト水戸にある「火縄銃訓練所」。練習胴着姿のメンバー約10人が2グループに分かれて、火縄の状態や火薬の充填状況、さらに演武動作などを確認しながら、ごう音を響かせながら次々と火縄銃を撃ちました。この日はドイツからお客様を迎えて、古式銃を使った砲術演武を見学しました。