フル走破断念 センチェリーラン笠間2013
2年ぶりにサイクルイベント「センチェリーラン笠間」(主催・県サイクリング協会、9月1日開催)に参加しました。もちろんエントリーはフルコース(約155㌔)。晴天のサイクリング日和でしたが、酷暑の中でのロングライド。対策として首に冷却マフラー、サイクルキャップ装着で出発。
自己ベスト更新 ツール・ド・つくば2013
筑波山のヒルクライムレース「ツール・ド・つくば2013」(主催つくば青年会議所)が6月24日、開催されました。4年連続の出場となった今回は、梅雨の晴れ間の絶好の天候となり、自己ベストのタイムをたたき出すことが出来ました。前日23日にレース受け付けのためつくばへ。水戸は好天だったものの、受け付け・開会式会場の筑波総合体育館周辺は土砂降りの雨。時折稲妻も光り「天気予報では明日は晴天。大丈夫かな」と空模様を気にしつつ受け付けすると、これまでとは違う計測チップを渡されました。今回、受け取った計測チップは「ピークル計測」。マジックバンドでフロントフォークに取り付けるタイプに変わっていました。
初夏の北筑波峠を走る 2013ツール・ド・さくらがわ
桜川市のサイクルイベント「2013 ツール・ド・さくらがわ」が5月19日、開催されました。今年は震災のため通行不可だった北筑波の峠を走破する「パノラマビューコース」が復活。同イベント3度目の参加で、初めてパノラマビューコースに挑戦しました。
参加コースは3つ。市内をゆっくり散策するポタリング▽初級から中級者向けの山岳ルートを除いた平坦コースをロングライドするチェリー&コットン(走行距離約90㌔)▽中級者以上のパノラマビュー(同約100㌔)。約600人の参加者のうち、半分以上の350人がパノラマビューコースにエントリー。ロングライドながら本格的なヒルクライムが設定されているとあり、同イベントのリピーターは毎年60%を超えるほど人気を集めています。
スタート・ゴール地点は桜川市真壁総合センター。午前8時すぎから10人1組ずつ出発。最初は市内南部と隣接する筑西市内の平坦なコースで足馴らし。約17㌔走ったところでいよいよパノラマビューコースの最初のステージ・上曽峠に突入。県道は片側交通規制で一般車が後ろから迫ってくる心配はなし。思う存分ペダリングに専念できますが、ほぼ直線で勾配12~15%の登りが連続して約3㌔も続くとあり、それまで集団走行していた参加者は散り散りになり、悪戦苦闘しながら標高約300㍍の峠を一気に登りました。
上曽峠をクリアすると、標高709㍍の加波山を目指して尾根を縦走。平均13%、最大18%の勾配が立ちはだかり、再び足は悲鳴を上げる始末。シッティングとダンシングを繰り返して山岳コースをクリア。尾根には3つの峠があるため、激坂が終わりとダウンヒルが出現、そして再び激坂…天国から地獄に落とされるようなコース設定。私のような初心者は、激しくアップダウンするコースレイアウトが読めないため、自分のリズムでペダリング出来ず、サドルの上でひたすたもがき続けました。
このパノラマビューコースには、激坂に苦しんだ者のみが満喫できる絶景ポイントが用意されています。それは途中の尾根にあるきのこ山と足尾山の間に、ハンググライダーやパラグライダーの離陸場があります。開会式で「大会で初めて絶景が見えると思います」(主催者あいさつ)との話し通り、離陸場の眼下には水をたたえた水田地帯の桜川市の街並み、そして関東平野が広がり、参加者の多くが自転車を止め、カメラで撮影するなど眺望を楽しんでいました。しばらく進むと峠のエイドポイントに到着。ここでしっかりと水分補給し体力を回復。再び高速のアップダウンコースを経て、無事に峠をクリアしました。
震災以降、峠は崖崩れなどの影響で通行止めが続いていましたが、路面改修等を行い通行止めは解除。しかし、今度は路面に設置した鉄製のふたが盗まれる事件がり、イベント当日は、応急措置で溝をふさいだ盛り上がったアスファルトカ所や、ふたのない部分にはパイロンを立て、凹凸のある場所は十分注意して走行するよう促していました。
不動峠から尾根を走行し麓に下りた区間は全長約10㌔にも及びました。ベテランのサイクリストも唸らせる激坂、そしてダウンヒル区間。私を含め参加者は、本格的なヒルクライムレイアウトに十分満喫。後は個々のスピードに合わせてトレインを組んで平坦コースをライド。途中2カ所のエイドポイントはスポーツドリンク、バナナ、ビスケット、菓子パン、さらにはサラミなども用意され補給食は充実。また、ゴールするとすぐに目の前で完走証がプリントアウト。私のトータル走行距離約95㌔。走行時間は4時間57分でした。ゴール受け付けわきには冷えたキュウリが用意され、美味しく頂きました。最後はお楽しみの抽選会も行われ、私はひしお味噌(もろみ)をゲット。なお、参加賞として地元コシヒカリ3㌔もプレゼント、家族も喜びました。
大会の実行委員会のみなさんと、地元の自治体・警察署の全面的な協力により、今年で6回目を迎えた同イベントもさらに充実。峠を思いっ切り走るのもよし、風光明媚な茨城の水田地帯等をマイペースで走るのもよし。「ツール・ド・さくらがわ」は素晴らしいサイクルイベントです。
ツール・ド・つくば2012 ヒルクライムレース参戦
今年で4回目を迎える「ツール・ド・つくば2012」(つくば青年会議所主催)が6月25日に開催。同青年会議所創立30周年を記念し、筑波山の標高(女体山877㍍)に合わせて過去最多の877名がエントリー。3年連続してヒルクライムレースに挑戦しました。5月6日の北条地区を襲った竜巻でレース開催が危ぶまれていましたが、同青年会議所等のご尽力により予定通り実施されました。「頑張っぺ北条」を合い言葉に、私も支援の気持ちを込めて参加しました。
当日は梅雨の晴れ間が広がり天候にも恵まれ、タイヤのトラブルで昨年は思うようにペダリングが出来なかったため、今年はさらなるタイムアップに期待を寄せて走りましたが…私がエントリーした40歳代には294名が参加。これまで大会会場だった「市民ホールつくばね」から「筑波総合体育館」に変更となり、同体育館前から各クラスごとにスタート地点までパレード走行。そして午前8時からグループに分かれて平沢官衙遺跡前を順次スタート。全長約12㌔のコースは、不動峠と表筑波スカイランを進み、風返峠を経由。筑波山中腹のつつじケ丘駐車場のゴール地点(標高527㍍)を目指しました。
ヒルクライムレースながら、表筑波スカイラインはアップダウンの区間があり、下りをうまく利用できれば、比較的に楽に登りをクリアできるとあり、コースの前半の不動峠と、ゴール手前約2㌔の約10%前後の勾配が続くつつじケ丘までの区間の踏ん張りが勝負。
木々が生い茂る不動峠は、夏の日差しを遮ってくれるため比較的気温は涼しいはずが、平均勾配7%、最大勾配10%の激坂にヘロヘロに。心拍数も一気に170にアップ。足よりも心臓に負荷がかかり、タイムレースというよりも自分との戦いに突入。3分遅れてスタートした後続グループに次々と抜かれながら、最後の急勾配を乗り切ると、前方に整備された路面が続く表筑波スカイラインに到達。
登り基調ながら下り区間もあるため、下りではローからトップギアにチェンジ。加速を付けるためにペダルを踏み込むが、いかんせん息が上がりっぱなし。思うようにペースアップを図ることはできなった。ダウンヒルで風返峠を経由すると、「筑波山山頂」を示す標識が。残り2㌔はのつつじケ丘までの登りは交通規制で右側を走行。絶景を鑑賞する暇もなく、ループ状の道路をひらすらもがきながらペダリング。「ゴールまで500㍍」の標識が目に飛び込んできたところで渾身の力を振り絞りラストスパート、そしてゴール。タイムは48分28秒。順位は210位。昨年の48分33秒に比べ約1分短縮を達成!!。ちなにみ優勝タイムは30分台。異次元のタイムに絶句。さらなるタイム短縮を目指し、来年もチャレンジします。
KEIRIN in 幕張メッセ サイクルモード2011
国内最大の自転車の展示イベント「サイクルモードインターナショナル2011」が、千葉県の幕張メッセで11月4日から同6日まで開催されました。KEIRINブースもお目見えするとあり、早速出掛けてきました。最新の自転車、ウエア、それにグッズ類など多数が展示され、おまけにニューモデルの自転車も試乗できるとあり、会場は大勢のサイクリストの熱気に包まれていました。
私は国産「ANCHOR」バイクに乗っているので、人混みをかき分けブリヂストンのブースを探していたところ、その面前に米国・TREKメーカーのブースが大きく立ちはだかっていました。しかも壁面ボードにはツール・ド・フランス3年連続2位のアンディ・シュレクの巨大な写真があり、力強さを強烈にアピールしていました。
さらにシマノのブースでは秋に発売された電動アルテグラDi2を大々的に宣伝。ローラー台を使ったDi2試乗もあり私も早速参加。ブレーキレバーをスイッチ感覚の軽いタッチでギアが瞬時に変速、「快適」の一言。「このシステムを使ったら従来の手動式には戻れなくなります」(シマノ関係者)の話に納得。壁の片隅にさりげなく電デュラ使用のレオパルドカラーのアンディ使用のトレックバイクがありました。もちろん「Pleas Don’t Touch」の表示が…
寄り道をしながらもようやくブリヂストンのブースへ。照明を落とした薄暗いブースで注目集めていたのが、2012年モデルのニューマシン「RIS9」。シフトワイヤが内蔵となった新型のフレームに、レッド で「ANCHOR」のロゴがペイントされていました。同じように我が愛車「RFX8」はモデルチェンジこそなかったものの、「RIS9」と同じスペシャルカラーの車体が展示され、一際輝いていました。
隣には目的のKEIRINブースがありすでにイベントが始まっており、女子競輪の奈良岡彩子、小林莉子、後閑百合亜の3選手のトークショーが行われました。続いてSS伏見俊昭選手がユニフォーム姿で登場しバーチャル自転車体感レース「GOLDSPRINT」に挑戦、プロの脚力を披露し来場者から歓声がわき起こっていました。さらに今回は「KEIRINコーナー」として周長約50㍍の板張りトラックが初お目見え。ピストバイクでのトラック走行体験に人気が集まっていました。そのほか3本ローラーの試乗もあり、KEIRINの面白さが体感できる思考を凝らしたイベント内容でした。
InterMaxのブースでは今中大介と片山右京のトークがあり、宇都宮ブリッツェンの栗村修監督が背広姿でブース内を歩いていました。私が行った5日にはステージ場で歴代の「自転車名人」が集結し、4代目として片山右京が選出、就任発表がありました。右京さん、自転車と合わせてKEIRINのPRをよろしく!!