12月3日早朝、サテライト水戸で消防訓練を実施しました。１階大型画面付近からの出火を想定し、車券発売を中止した上で素早く来場者の避難誘導を行いました。
続いて駐車場で実際に燃えさかる炎に向かって消火器を使った消火訓練をしました。訓練では水戸市消防本部の署員から使用方法について説明があり、①消火器の噴射距離は３～６㍍なので火元まで約５㍍ほど近づく②レバーを握れない場合は消火器を地面に置き体重をかけてレバー操作をする③火災を発見した場合は「火事だ、火事だ」と大きな声を出し、多くの人と協力し数多くの消火器で消火する－－など、消火器の扱いについて話がありました。
火災が自分の背丈以上に燃え広がっている場合は、消火器による初期消火は困難となります。そのため館内にある屋内消火栓を使った消火訓練も合わせて行いました。屋内消火栓は必ず２人以上が協力して消火を行います。①１人が火元付近までホースを延ばす②もう１人が起動ボタンを押し消火栓のポンプを作動させる③お互いに「操作始め」と合図した上でバルブを開け放水をする、との手順で放水訓練をしました。
最後に館内の防火扉・シャッターを実際に作動させ、本番の災害時の避難誘導ルートを確認しました。
上段写真＝負傷者を担架で搬送㊧消火器を使った消火訓練㊨下段写真＝屋内消火栓での放水訓練㊧防火扉の開閉状況を確認するスタッフ㊨
